【多角的な視点での療育】

利用児童さんの中には、手先を器用に使うことが難しいために、日々の生活の中で困り感を抱えている児童さんもいらっしゃいます。
この場合に、手先に苦手感があるので、「手先の練習をたくさんしよう!」という考え方も勿論間違いではありません。
しかし、「本当に手先だけの問題なのか?」という疑問も、同時に持って頂きたいと私は考えています。
体には軸にあたる体幹があります。体幹の筋力が弱いと手足の微細な動きにも影響してくることがあります。
また、手に限って言うと、体幹だけではなく、人間の体の中では特殊な構造をしている肩甲骨の周りの筋力も手先の苦手感を解消するためには必要となってきます。
マリーンレインボーでは個別療育の際に、利用児童さんが楽しみながら取り組めるようなメニューとして、遊びを通した体幹練習を実施しています!
次回以降のブログのどこかでも、手の苦手感を解消するための活動等をお伝えしていければと思います(^^)

※写真の個別療育は、児童発達支援での様子になります。

療育ケアMARINE RAINBOW 久留米高校前
作業療法士
主任 黒木 雄大